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ご挨拶

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ご挨拶

当院は昭和60年7月に開院し35年となりました。始めの10年頃は病室を持ち救急医療、胃癌、大腸癌乳癌や骨折など一般外科手術も積極的に行ってきました。次第に入院患者さんが高齢化し寝たきりの方も増え、当院の地域での役割について考えさせられました。そして、この地域から寝たきりの人をなくしたいと思い、平成14年2月に白山リハビリテーション病院を設立しました。リハビリテーション病院は84床の病院ですが基幹病院での脳卒中や大腿骨骨折など急性期治療を引き継ぎ、回復期のリハビリテーションを集中的に行っています。いまでは全国的にも高い評価を得ています。また日本リハビリテーション看護学会を主催する病院までになりました。クリニックは一貫して一次医療に取り組み、開院以来 形成外科や血管外科の専門医の外来を続け、地域に必要な神経内科の外来も設けました。また、外科・整形外科では、腰痛治療として仙腸関節障害や上殿皮神経痛へのブロック注射、その他の痛みにはトリガー注射などを行い苦痛の少ない生活を目指しています。足関節捻挫などには、テーピングをして痛みの軽減と早期の回復を目指しています。切り傷は縫合をできるだけ避け、テープ固定を主とし痛みが少なく早期の治癒を図ります。工夫を凝らして、日常の診療をより良くしていきたいと念願しています。また、平成12年4月には介護保険制度ができ、高齢者の介護を社会全体で支える体制ができ、当院でも平成18年より2階3階の開放的なスペースで、高齢者がいつまでも元気で暮らせるように介護保険での通所リハビリテーションを行っています。 これからも、地域の皆様に役立つ医療機関であるよう努力して参ります。

院長寺澤 利昭